【カスタムGBA】俺だけの最強カスタムGBAが欲しい【改造GBA】【IPS液晶】
オールブラックコンセプトのGBAはとりあえず完成!@retrosixuk のマットブラックのプレステージシェルを使いました!質感すごい!
— めらるば (@larvesta10) 2020年9月12日
初めてのカスタムGBAです😇 pic.twitter.com/LZGExznb6b
拘りすぎてパーツ集めはじめてから1年間放置していたGBAがようやく完成しました…! 変更点や使ったものなどを簡単にまとめていこうと思います。どこで買うんですか?みたいな質問も予知して先に書いておくことにします。
IPS液晶
カスタムGBAといえばこれですよね。どんな角度から見ても綺麗です。
今回はFunnyPlaying製のGBA IPS LCD REPLACEMENT KITSを使用しました。このキットには初期型のV1と、改良型のV2がありますが、私はまだほとんど誰もIPS液晶のカスタムGBAを組んでいないくらいの時期に購入してからずっと放置していたので今回はV1を使用しています。また、通常のシェルを使用した場合はシェルをかなり削る必要がありますが、FunnyPlaying製、RetroSix製のシェルは不要部分を省いて作られているのでその必要がありません。(オススメ)
購入は国内ならヒミツキチ、国外からの輸入ならFunnyPlaying公式サイトまたはAliexpressのFunnyPlayingストアからがいいと思います。
リボンケーブルに載っているチップが1つしかない、いわゆる1chip型やV3などと言われている偽物もありますが、値段が安いわけでもなく画面がほんのり黄色く見えるのでオススメはできません。また、FunnyPlaying製のリボンケーブルとの相性も悪く、上手く動作しなかった例もあるので液晶単体での購入もオススメはしていません。
左:1chip(V3やV4と呼ばれているもの)
右:FunnyPlaying V2
外装(シェル)
今回はRetroSixのプレステージシェルを使用しました。かなりのお金と時間をかけて作った金型に強度の高いプラスチックを使用して作ったシェルだそうです。今回使用したマットブラックはここでしか手に入らないカラーですし手触りも独特なので強くオススメしたいですね。同じくマットブラックのボタン類や、ラバーパッド、ホログラム加工のガラスレンズなどが同封されていました。
購入は国内ならヒミツキチ、国外からの輸入ならRetroSixからですね。RetroSixからの購入であれば、オリジナルデザインのUVプリントシェルも購入できます。
レンズ
今回はBluish Squirrelにてオリジナルデザインのレンズを注文しました。品質に問題があったので次回はRetroSixのカスタムレンズを試してみようと思います。
Bluish Squirrel
RetroSix
ラベルシール
今回はBluish Squirrelでオリジナルデザインのラベルシールを注文しました。こちらはかなり良いです。紙製ではなくフィルム製なのでラベルの耐久もありますし、オーダー時には位置の手直しなどもしてくれました。
Bluish Squirrel
サウンドアンプ
こちらもRetroSix製のものを使いました。Aliexpressで買ったRetro Modding製のもののコピー品と比べたらサイズが小さすぎて驚きましたね。
RetroSixのサイトにインストールガイドがあるのでそちらを参考に取り付けました。
ついでに、GBAのノイズに関するページにあるようにコンデンサを取り付けたい場合はそれ用の商品も販売されています。
記事内ではC6にもコンデンサが追加されていますが、実際には不要でC15のみでいいとのことです。
C6 isn't needed thats just while I was testing stuff out
— retrosix (@retrosixuk) 2020年9月9日
購入は国内ならヒミツキチ、国外からの輸入ならRetroSixからですね。
電源ランプ
電源が付いているときやバッテリーが少なくなったときに光るLEDも交換しました。今回はバッテリーがあるときは紫、少なくなるとピンクになるようにしました。 電圧が足りないのか(もしくは逆に付けてた…?まさかな…?)ピンク光らなかったのでオレンジにしました。
Aliexpressで適当に好きな色の0603(1608)のチップLEDを購入しました。サイズはこれくらいなので少し難しいかもしれないです。
バッテリー
リポバッテリーをGBAの電源とするmodはバッテリーパック化されたものがいくつか売られていますが、今回は自分で作ってみました。KiCadというソフトで基板をデザインし、Elecrowという中国の会社に発注して5日で届きました。早すぎる。
配線は驚くほど単純なのでわざわざ基板を作る必要性ははっきり言って皆無です。私のような電子工作の経験もほぼなければ中学生レベルの回路の書き方もわからない(もう何もかも忘れた)ような人間でもなんとか作れました。上下に重ねたリポバッテリー用の充電モジュールとは鈴メッキ線で縦にはんだ付けしてあります。
GBAには103050(厚み10mm,縦30mm,横50mm)のリポバッテリーがちょうど入るので1600mAhのものを使用しています。シェルを加工すれば103450の2000mAhも入るみたいですね。自作のバッテリーパックの割にスムーズに着脱ができて今回は満足です。
結構いい感じじゃない? pic.twitter.com/0ZjmgaVCyj
— めらるば (@larvesta10) 2020年9月12日
今回使ったバネ板がすごくよかったので一応リンク貼っておきますね。
自作する人は少ないと思うので、バッテリーパック購入用のリンクを貼っておきます。
RetroSixとHand Held LegendによるCleanJuiceバッテリーパックはUSB-C給電ができ、1700mAhのバッテリーを使用していて14時間使用可能とのことです。
購入は国内ならヒミツキチ、国外から輸入ならRetroSixからですね。
また、最近になってRetro Moddingのバッテリーパックも1700mAhになったみたいですね。こちらはmicroUSBです。
その他
電源スイッチの洗浄
電源の入りが悪かったり、振動で電源が落ちてしまうなどの場合はスイッチ内部が暗黒になっている可能性があります。ここを洗浄すると恐らく大体解決すると思います。洗浄には接点洗浄剤を使いました。IPS液晶用ブラケット
IPS液晶の位置合わせがとても簡単にできます。(オススメ) 商品ページでは3Dプリンタで作られたような見た目でしたが実際には画像のように綺麗なプラスチックでした。
購入は国内ならヒミツキチ、国外からの輸入ならRetroSixです。【追加】ボタンLED フルカラーLEDを使ってゆっくりと七色に発光するようにしました。
オールブラックコンセプトのGBAのボタン光らせてゲーミングゲームボーイアドバンスにしました😇 pic.twitter.com/6dwRupVcAO
— めらるば (@larvesta10) 2020年9月29日さらにワイヤレスアダプタ内蔵やクロックアップ、ボタンLEDなどのmodを加えた2台目のGBAを組みました。
記事はこちらから。
おわりに
今回GBAを組むにあたっていつもTwitterや乱数鯖でお世話になってるがいとさんや、ヒミツキチのオーナーであるじゃばさんに色々アドバイスいただきました。ありがとうございます。
ヒミツキチではパーツの販売だけでなくカスタムオーダーもやっているそうなので、作業に自信がない人はこちらもオススメです。メルカリなどで売られている中途半端にメンテナンスされたものを買うならば、じゃばさんに丁寧にメンテナンスされたものを購入することをオススメします。また、パーツの購入は国外からの輸入の場合は発送されてから届くまでに2週間程度かかると思っておいてください。
何か質問などあればTwitter(@Larvesta10)にお願いします。