【剣盾乱数調整】よくある質問 - FAQ

共通

メタモンの巣穴でもできますか?/理想個体の調整も可能ですか?/殿堂入り前でもできますか?/殿堂入り後でもできますか?

可能です。

個体値の調べ方がわからない

PCユーザーならSW Seed Calculatorの個体値計算機能、スマホユーザーならポケモン徹底攻略 様の個体値カリキュレーターを使用して個体値を特定することができます。

Lv.100にしても個体値が絞り込めない

Lv.100のポケモンにまじめミントを使用することで個体値を完全に絞り込むことができます。
持っていない場合は、絞り込めなかった能力値にドーピングアイテムハネを使用することで絞り込むことができます。

イベントレイドの出し方がわからない

イベントレイドが出るまで、隣接した2つの巣穴に交互にねがいのかたまりを投げ込んでください。

イベントレイドの内容が更新されたときに、既に立ててある柱はどうなりますか?

オンラインに繋いだときや、手動でワイルドエリアニュースを受け取ったときにイベントレイドが更新されます。それと同時にイベントレイド柱の内容も更新されますが、乱数調整には影響しないので更新後のポケモンが色違いになります。

他の日のポケモンを捕まえる場合はリセットしますか?塊を入れなおすんですか?

リセットして同じ柱から捕まえてください。レイド乱数調整は塊を入れて柱を立てたら、ずっと先の日までの出現個体が全て決まっている、という仕組みを利用しているため柱を立て直した場合最初からやり直しになります。

4日目(2体目)って何ですか?

4日目(1体目)と組み合わせて、連続した個体値列を得られる個体のことです。SW Seed Calculatorの○V->◻︎連や、Discordのbotの!check5に返された○V(◻︎連)個体とパズルできそうです!に指定されたV固定数のポケモンのことです。

4日目(2体目)に3Vが必要って言われたんですが、いくらやっても出ません。3Vがいない巣穴もありますか?

あります。SW Seed Calculatorの巣穴マップまたはポケ徹などのサイトで確認できます。

4日目(2体目)に3Vが必要って言われたんですが、この巣には3Vがいません。どうしたらいいですか?

その場合はseed特定ができないため、1日ずらして再度4日目(1体目)からやり直してください。

1日ずらすってなんですか?

レポートからゲームを始めて1回時渡りをし再度レポートを書くことで、全体の日付を1日ずらすということです。

4日目(1体目)で何回やっても6連や5連の個体が出ません。

いつか出るので頑張ってください。6連や5連ができなかった場合に1日ずらすことを忘れずに。

4日目(2体目)で何回やっても指定されたV固定数のポケモンが出ません。
  • そもそもその巣穴にそのV固定数のポケモンがいない
  • 自然発生Vが発生していて、V固定数を勘違いしている
  • 運悪すぎ

の可能性があります。確認してみてください。

乱数の消費って途中で止めても大丈夫ですか?また、その際Switchの電源を切っても問題ありませんか?

消費の途中で中断しても問題はありません。一旦中断してレポートを書いて、レイドの個体を確認することで現在の消費数を確認することも可能です。Switchの電源を切っても問題ありませんが、ゲームを終了したり、レイドに参加したりするとチートモード(ランクマバグ)は解除されるのでご注意ください。

現在の消費数が分からなくなりました

その場でレポートを書き、レイドから出てきたポケモン個体値を特定します。その後、PCなら8denSearchのAdvanceSupporterスマホなら!fcheckもしくはリスト表示ツールを使用して現在の消費数を特定してください。なお、この方法は現在消費数が目標より手前の場合のみ有効であり、万が一超えていた場合にはその目標消費数は使えなくなります。不安な場合はレポートを書かずにリセットして最初から消費しなおしてください。

色違いが現実的な消費数ではないんですが

消費頑張れないレベルならseed特定からやり直しです。

seed特定やり直しの場合は柱を立て直しますか?

seed特定ができなかった場合は、1日ずらす必要があるだけで立て直す必要はありません。ただ、seed特定した結果が気に入らない(色違いの消費数が多いなど)の場合は、必ず柱の立て直しを行います。

本体に剣盾のセーブデータが複数あり、あるセーブデータで乱数を消費した場合に他のセーブデータのレイドに影響はありますか?

ないです。

★2以下が出ません

ストーリー進行度で出現する★の数は変動します。

バッジの数 出現するレア度 備考
0 ★1
1 ★1~2 ★2は色違いなし
2 ★1~2
3 ★1~3 ★3は色違いなし
4~5 ★2~3
6~7 ★3~4
8~殿堂入り後 ★3~5
特性Hって何ですか?

隠れ特性(夢特性)です。英語のHidden Abilityの頭文字のHです。

PCでの乱数

イベントレイドも乱数調整できますか?

可能です。SW Seed Calculatorのイベントレイド->更新から最新のイベントレイドのデータを取得できます。

スマホ乱数(Discordへ参加している人向け)

イベントレイドも乱数調整できますか?

可能です。イベントレイドは期間によって内容が変わるため細かい条件が変化する場合がありますが、Discordのbot個体値のみで計算しているため基本的にいつでもseed検索可能です。

星1〜2でも検索できますか?

可能です。

「この日はこの個体のみでも十分です」とは何ですか?

その個体のみで連続した個体値列を得られるという意味です。4日目(2体目)が必要なく、4日目(1体目)+5日目+6日目の3匹でseed検索ができます。

レイドから出るポケモンのV固定数がわかりません

DenSurveyDens Listから目的の巣穴で出るポケモンのV固定数を確認してください。

seedが見つからなかった/出力されたseedが正しくなかった場合はどうすればいいですか?

入力ミスでなければ再計算回数が多くてうまくseed特定が出来なかったため、リセットして1回時渡りを行なってからレポートして、4日目(1体目)からやり直してください。
また、入力ミス防止のため夜綱氏のRaidRNGBotSupporterを使用して入力コマンドを生成することを推奨します。

!fcheckしたら変な消費数が出ました

V固定数の指定をしないと誤動作をする可能性があるので、基本的にはV固定数をしっかり入力してください。

  • 消費数が少なすぎた場合

    • botは消費数の少ない個体を優先的に出力するので、一気に数万消費などを行うと、少ない消費数を返すことがあります。その場合はもう一度同じ個体値!fcheckを行うと、正しい消費数が出ることがあります。
  • 消費数が多すぎた場合

    • 入力した個体値、またはseedが間違っていた可能性があります。fcheckで返された消費数は記録されてしまうので、一度!cleartargetをしてから!settargetし直し、!fcheckに正しい個体値を入力してください。

Lean氏のSeedCheckerなどのリスト表示ツールを使うのも手です。

Botのコマンドの意味がよくわかりません

ピン留めに使い方をまとめてるのでよく読んでください。

Botが反応しません

コマンドが間違ってないか、ピン留めを確認してください。また、Botがオフラインのときは当然動きません。メンテナンスの通知がされてない場合は予期せず停止してしまっている可能性があります。

!check5の(おすすめ)って何ですか?

(おすすめ)がついている個体を使用するとseedが正しく求まる可能性が高いです。どれにもついていない/全てについている場合はいずれを選んでも精度は変わりません。

Pinned Messageとは何ですか?

ピン留めされたメッセージです。

ピン留めされたメッセージってどうやって見るんですか

Google先生に聞いてください。

【剣盾乱数調整】最新ツールとPCでやる剣盾レイド乱数調整

乱数調整を始める前に

前提知識

これらの知識がないと乱数調整は難しいかもしれません。わからない場合は事前にGoogleTwitterなどで検索するなどして調べておいてください。

  • 個体値を完全に特定する方法
  • 時渡りの方法
  • チートモード(ランクマバグ)の入り方
  • レア柱の厳選方法(任意)
  • キャンプバックアップ
  • 4日目以降はレイドの内容(レア度や種族など)が固定されていない

必要なもの

  • PC
  • SW Seed Calculator
    • ぼんじり氏制作のseed検索ツール。自分が知る限り現存するツールの中で最も計算速度が速く、個体値計算や巣穴マップ、V固定数なども実装されている。
  • 8denSearch
    • 夜綱氏制作のリスト表示&消費補助ツール。SW Seed Calculatorと機能連携しており、プロファイルの共有が可能。

よくある質問

わからないことがあればまずよくある質問ページを確認してください。

実践

はじめに

  • おまかせレポートをOFFにする
  • ねがいのかたまりを用意する
  • 1匹のポケモンをレベル100にできるだけの飴を用意する
  • まじめミントを用意する
    • 用意できなければドーピングアイテムでもOK

Step 1 準備

ツールのセットアップ

SW Seed Calculatorのフォルダに8denSearchの.exeファイルをコピーする。
これにより、プロファイルやイベントデータを共有することができる。

SW Seed Calculatorを開き、プロファイルの編集から乱数調整を行うデータの情報を入力し、登録する。

同じフォルダにコピーした8denSearchを開き、先ほど登録したデータが読み込めているか確認する。
読み込めていれば8denSearchを閉じる。

  • イベントレイドの更新
    『イベントレイド』→『更新』
    これを行うことで、SW Seed Calculatorと8denSearchどちらにも最新のイベントデータを追加することができる

目的のポケモンを決める

SW Seed Calculatorの巣穴マップを開くから巣穴選択ウィンドウを開く。

  • ポケモンから巣穴を検索から目的のポケモンが出現する巣穴を検索することができる。
  • ワイルドエリアマップ画像のエリアや巣穴をクリックすることでも巣穴を選択することができる。

目的の巣穴が決まったら、巣穴を決定を押してウィンドウを閉じる。

ねがいのかたまりを投げ込む。

ねがいのかたまりを投げ込んだ柱でしか乱数調整をすることができないため、必ずこの手順を行う。

Step 2 基準seedの特定

基準seedを計算するために使う個体を捕獲する

剣盾のレイドは初日から数えて3日間はレイドの内容が決まっているが、4日目以降は内容が決まっていない。そこで、V固定数の異なる複数の4日目のポケモン個体値パズルを利用して、seed計算に必要な情報を集める必要がある。

4日目(1体目)
  1. SW Seed Calculatorの巣穴選択ウィンドウの出現するポケモンを参考にV固定数の最も少ないポケモンを確認する
    • V固定数が最も少ないポケモンが2Vの巣穴である場合、3Vのポケモンを使ってもパズルはできるが、2Vの方が確率が高いので2V推奨
  2. 3回時渡りをし、4日目に該当のポケモンが出るまで厳選をする
  3. 該当のポケモンが出たら捕獲し、赤枠内の必要なパラメータをSW Seed Calculatorに入力後、リセットする

    • 個体値計算を使用して個体値を求めることもできる。
      ミントを使用にチェックを入れることで、まじめミントを使用した前提で個体値計算を行う。(メインウィンドウで選択した性格は変わらない。)
      結果を出力して終了を押すことでメインウィンドウの個体値欄に反映される。
    • 個体値の求め方
      1. まじめミントを使う
      2. レベルを100にする
  4. 4日目(2体目)に6連または5連と表示されたら4日目(2体目)へ進む

  5. 表示されなければリセット後に時渡りを1回行ってセーブをし、4日目(1体目)の1.からやり直す

    • 連続個体値数は多いほど計算が速いので、6連が出るまで厳選しても良い
    • GPUを搭載したPCを使用している場合は検索オプションCUDAやOpenCLを使用した高速計算が可能なので、4連で次へ進んでも良い(2Vを使う場合は4日目(2体目)は不要)
    • ゲーミングPCなどのハイスペックなパソコンを使用している場合を除き、4連で計算を始めないこと(計算時間が非常に長くなる)
    • CUDAやOpenCLを使用した場合、最低3連で計算を始めることができるが、GPUを使用しても30分以上かかることがあるため気長に待てる人以外は非推奨
4日目(2体目)
  1. SW Seed Calculatorの巣穴選択ウィンドウの出現するポケモンを参考に4日目(1体目)でツールに指示されたV固定数のポケモンを確認する。
  2. 3回時渡りをし、4日目に該当のポケモンが出るまで厳選をする
  3. 該当のポケモンが出たら捕獲し、必要なパラメータをSW Seed Calculatorに入力後、リセットする
5日目・6日目
  • 5日目

    1. 4回時渡りをし、5日目のポケモンを捕獲する
    2. SW Seed Calculatorに必要なパラメータを入力する
  • 6日目

    1. 5回時渡りをし、6日目のポケモンを捕獲する
    2. SW Seed Calculatorに必要なパラメータを入力する

seed検索

必要な情報を全て入力したら、自分の環境に合った検索に使用するデバイスを選択し、右下の検索ボタンからseed検索を行う。

『検索に使用するデバイス』
CPU(100%):CPUをフルに使用する。
CPU(50%)CPUの最大スレッド数の半分を使用する。
OpenCL:GPUを使用する。
CUDA:Nvidia製GPUでのみ使用できる。OpenCLと同様GPUを使用するがこちらの方が速い。

【SwSh】ポケモン剣盾 レイド乱数調整用ツール SW Seed Calculatorの使い方より引用

seed検索が終わったら出力されたseedをダブルクリックし、セーブデータ出力に反映されたことを確認したら、プロファイルの保存をする。

8denSearchを開いて今回使用したデータを選択するとseedが反映されているので、読み込むを押して次に進む。

求めたseedが正しいか確認をする(任意)

8denSearchを開いたら計算を押し、表示されたリスト内部をダブルクリックしてAdvanceSupporterを開く。

時渡りをせず1日目のポケモンを捕獲し、レア度、種族、実数値、レベルを入力し、検索をする。
[F]が0の個体がヒットすれば求めたseedが正しいと言える。

Step 3 目標個体の決定と乱数消費

目標個体決め

目的のポケモン選択し、条件指定をしたら計算をする。

表示されたリストから狙う個体を選び、ダブルクリックしてAdvanceSupporterを開く。

乱数消費

3日前で止めるにチェックが入っていることを確認し、残り消費数分だけ消費する。
今回は1410消費行う。

  • このとき多少余裕を持って消費し、最後に微調整することを推奨する
高速消費のやり方
  1. ポケモンセンターへ移動する
    • ワイルドエリアで消費作業をすると、ゲームが落ちてしまうことがある
  2. チートモードに入る

  3. ゲームへ戻らず日付変更を繰り返す

    • 高速消費のやり方
    • 1月などの31日まである月のだけを変更し、1周ごとに30消費とカウントすると数えやすいので推奨

3日前まで消費が終わったらセーブをして、時渡りをせず1日目のポケモンを捕獲し、レア度、種族、実数値、レベルを入力し、検索をする。その後、リセットする。
ズレが0の個体がヒットすれば消費作業は終了。足りなかった場合はその分だけ消費する。

  • 以前はこの手順も個体値の特定が必要だったが、最新の8denSearchを使えば実数値で検索することができる

目当てのポケモンが出るまで厳選をする

乱数調整の手順は終わったので、最後に目当てのポケモンが出るまで厳選をする。
3回日付変更をし、4日目のレイドが目当てのポケモンになるまで厳選を繰り返す。目当てのポケモンがでたら、その巣穴に他に欲しいポケモンがいないならセーブして良いが、他に欲しいポケモンがいる場合はキャンプバックアップを使用する。

  1. 目当てのポケモンが出るまで厳選する
  2. その場でポケモンキャンプを開く(この時点のバックアップセーブが保存されます)
  3. ゲームを始めるときにタイトル画面で↑+X+Bを同時に押す

以上の手順でバックアップセーブからゲームを始められる。バックアップセーブはエリア移動したときなどに更新されてしまうので、そのような動作をする場合はバックアップが書き換わってしまってると思った方が良い。別のポケモンを捕獲したいときはいつも通りゲームを始めて、3回日付変更をして厳選する手順をやり直す。

目的の個体が光れば成功です。お疲れさまでした。

おわりに

剣盾の乱数調整が開拓されてから3ヶ月ほど経ち、ツールがほぼ理想系になりました。また、今回記事にしたのは全てPCで完結させた剣盾レイド乱数調整ですが、以前書いたスマホ乱数との併用ももちろん可能です。興味がある方はそちらも一度読んでみてください。質問があれば自分が管理しているポケモン乱数調整Discordまでどうぞ!

【ポケモン剣盾】改造を掴まないためには

特に書く気は無かったのですが謎に需要があるようなので改造個体の見分け方、掴まされない方法などをとっても雑に書こうと思います。正直言って交換なんてものは自己責任で各々のルールに従ってやればいいと思うのでここに書く内容も他人に強要とかはできません。あくまで一例として参考にする程度でお願いします。

改造の見分け方

WISHMKR色ジラーチ

自己産以外9割改造です。『他人からもらった』は改造とわかって交換に出す悪質なユーザーの決まり文句。そもそも正規の手段で入手した人が交換に出しているところをほとんど見たことがありません。
このジラーチを受け取るためには海外から北米版ポケモンコロシアムのボーナスディスクや北米版GCを輸入する必要があるので、自己産の証明のためにIDと一緒に受け取り環境を見せてもらうのは最低限必須です。
英語版ルビー/サファイアにて図鑑入手までストーリーを進めれば受け取ることができるため、受取環境さえ整っていれば通常色のレートは低いです。

CHANNEL色ジラーチ

出回っているものは恐らく10割改造です。乱数調整するためのツールは公開されておらず、ツール製作者から個人的に配布する方法を取られています。
このジラーチを受け取るためには海外から欧州版ポケモンチャンネルや欧州版GCを輸入する必要があるので、これもIDと一緒に受け取り環境を見せてもらうのは最低限必須です。
日本語版以外のルビー/サファイアにて殿堂入り後まで進めないと受け取ることが出来ないため、通常色であっても安易に交換することはオススメ出来ません。ただし欧州版ポケモンチャンネル自体の入手難易度はWISHMKRジラーチを受け取るための北米版ポケモンコロシアムのボーナスディスクと比べてとても低いです。
余談ですが、1つのデータでWISHMKRとCHANNELの2匹を受け取ることはできません。

色ミュウ・色デオキシス

そう簡単にロムガチャ当たるもんじゃありません。エメラルド200個所持してる画像見せられたら黙ります。
綺麗なIDや、親名がエメラルドやレッド、グリーンなんかの場合は改造の可能性が高いと思います。

6世代の配信ポケモン

6世代の配信ポケモンは正直最も改造が出回ってると思います。めざ氷理想のPスクラップサンダーなんて何度見たことか。6世代ではCFWや外部機器を使わずにバグでコピーができてしまうためですね。改造産の高個体をバグで増やして交換に出す人がいたためこんなに広まってしまったんだと思います。乱数産と言われてるのも9割嘘です。6世代の乱数調整は数えるほどの人数しかやってません。つまり高個体は基本的に存在しないと思っていいです。
難しいとは思いますが、信頼できる人の自己受け取りと交換してもらうかロムガチャ当てるくらいしか無いと思います。ちなみに自分は20本くらいソフト買って未受け取りのおくりもの何もありませんでした。それくらいの確率です。

改造を掴まないためにしてること

知識をつける

基本的なことは乱数調整をしてれば覚えられます。配信ポケモンに関しては自然には身につかないと思うので交換する前に一度調べた方がいいと思います。配信ポケモンのIDと種族名で検索するか下のリンクのようなまとめられたサイトで確認するのがいいと思います。

正規の証明のハードルを上げる

自分は自己受け取りと言われただけでは交換しません。口だけならなんとでも言えますからね。受け取る過程やふしぎなカードを写真や動画に残した、いわゆる『proof』を相手に求めます。海外のしっかりとした交換掲示板の利用者や、日本人でも配信コレクターの人は当たり前のようにproofを撮影、提示した上で交換しています。そのような人からすると、proof無しの個体は正規の証明が難しいので、改造と同じように無価値になってしまいます。交換に出す予定の配信ポケモンはTwitterIDとかを添えてproofを撮っておくといつか役に立つかもしれません。乱数産ならseedや消費数やTSVなど、乱数調整の証明もあったほうがいいと思います。
7世代のものなので少し古いですが、以下のツイートで詳しく説明されています。

交換の場を考える

すぐ前に話した海外の交換掲示板はガチガチのルールだらけで、出所不明の配信ポケモンなどは一切交換できないようになっています。英語しか使えませんが非常に安心して取引ができるのでとてもいいと思います。しかし残念ながら日本にはそのような交換の場がないのでTwitterでの取引になってしまうのも仕方ないと思います。とはいえ、海外の交換掲示板のようにしっかりしたルールの上で取引をする人もいれば、一体どこで手に入れたのかわからない個体を出す人、本当に正規であるかの確認をせずにレアな個体を受け取ってしまう人、などの低レベルな交換をする人もいます。
改造を掴みたくないのなら、同じTwitterでも質の良い交換を心がけると良いと思います。

ポケモン配布への参加に関して

上記のproof云々を考えると、9割のポケモン配布には参加できないと思います。ほとんどの配布者が出所を明記してないのでレア度高いやつは自分は改造かコピーだと思ってます。(実際はどうか知らんけど) というか色違いの○○を30匹配布!みたいなやつが何百何千RTされてるのは不思議ですね。剣盾発売でこの辺りの事情に疎い新規ユーザーが増えたのでしょう。



自分が交換のときに意識しているのはこんなところです。正直これは一般ユーザーからすると結構お堅い方だと思いますが改造をどうしても掴みたくないならこれくらいしないといけないと思います。一方で配信コレクターからすると必要最低限の当たり前のことです。この記事のどこまでを参考にするかは皆さんに任せます。改造かどうかの判断は明らかにおかしいところがないと難しいので、交換の段階で改造を如何に避けるかが大事だと思います。正規の証明ができるもの以外どこに改造が転がってるかわかりませんよ…!

【剣盾乱数調整】過去作の菱形色違い判定について(おまけ:TRVの求め方)

先日PokémonHOMEもリリースされ過去作からもポケモンを連れてこられるようになりましたね。それに伴い過去作ポケモンの菱形判定が気になっている人も多いと思います。 3DSRNGToolも菱形判定を追加してくれましたしちょうどいいので簡単にそれについてお話ししようと思います。

おさらい

色違いの判定式

色違いかどうかは以下の式から判定されます。TSVやPSVもこの式を元に求められます。
(TID)xor(SID)xor(PID上4桁)xor(PID下4桁)≦15(5世代以前は7)

TSV・PSVとは

TSV・PSVとは、ポケモンの色違いの判定をするにあたって便宜上付けられた名前です。値が一致していれば色違いになると言われれば誰にでも理解しやすいですよね。 TSV・PSVは色違いになるかどうかの判定しかしないので元の値から不要な部分を省いてしまっています。
以下の記事で詳しく説明されています。

8世代での星形・菱形判定

8世代での星形・菱形判定はソード/シールド発売直後に海外勢によって解析されてましたね。色違いの判定式の結果が0になった場合のみ菱形、それ以外の場合の色違いは星形になります。例外として、正月の色違い確定のコイキングレイドのように『色違い確定』要素がある場合は菱形になります。
☆星形:1≦(TID)xor(SID)xor(PID上4桁)xor(PID下4桁)≦15
◇菱形:(TID)xor(SID)xor(PID上4桁)xor(PID下4桁)=0

  • レイド
    ☆星形…15/65536
    ◇菱形…1/65536
  • 孵化
    ☆星形…15/65536
    ◇菱形…1/65536

野生だけは少し話が変わります。個体が生成される前に色違いかどうかの判定があります。(ひかおまなしで1/4096) 色違いになる判定をされれば、後に生成される性格値が色違いであっても色違いでなくても強制的に色違いにされます。色違いにならない判定をされれば、後に生成される性格値が色違いであっても通常色に戻されます。
色違いになる判定をされた場合、判定式の結果が0になる場合はもちろん菱形、本来通常色だった個体も性格値に補正がかかり菱形になります。判定式の結果が1〜15だった場合のみ星型になりますが、1/4096の確率で色違い判定をされた上で生成される性格値が15/65536の星型の条件を満たすものである必要があるため、実際の確率は約1/17,895,697です。

  • 野生色違いの確率
    ☆星形…約1/17,895,697
    ◇菱形…約1/4,097

  • 色違い判定を超えた上で野生色違いの内訳 ☆星型…15/65536
    ◇菱形…1/65536
    ◇菱形…65520/65536(元々通常色だった分)

【追記】冠の雪原での追加要素

  • 固定シンボル
    同じポケモンを500匹倒したときに3%の確率で色違いの確率が上がるボーナスが発生するのは野生のポケモンのみで、固定シンボルでは起こらないようです。

  • ダイマックスアドベンチャー
    ダイマックスアドベンチャーで出現するポケモンには色違いになるように補正がかかります。
    確率はひかるおまもり無しで1/300、ひかるおまもり有りで1/100です。
    菱形になるように補正がかかる野生に対して、こちらは以下の式を満たすPIDになるように補正がかかるので、補正がかかった場合は必ず星型色違いになりますしかし、補正なしで菱形色違いが出る可能性もあります。(これまで多くの方が色粘りや自動化を使って色違いを捕獲してきたと思いますが、全く報告がないことから菱形は出ないかもしれません。多分だけど野生の処理から察するに1/300で色違いの判定されてなおかつ1/65536で菱形を引いた場合にのみ菱形になると思います。1/19,660,800になると思います。)
    (TID)xor(SID)xor(PID上4桁)xor(PID下4桁)=1

☆星形…約1/100 (ひかるおまもり有り)
☆星形…約1/300 (ひかるおまもり無し)
◇菱形…1/65536

【追記】500回倒すと色違いは出やすくなるのか

これまで何度も話されては結局どうなのかあやふやなままだったこの話について進展がありました。海外勢の調査によってようやく正確に効果を把握することができました。
発端となったのは海外のポケモン公式サイト。『同じ種類のポケモンを500回倒すと色違いの確率が6倍になる』という公式がアナウンスするとは思えない記載があったことが始まりでした。海外勢の解析からも同様の処理があることはツイートされていましたが、公式の記載とは異なり『3%』などと一定の確率下で起こるような記載があったことや、オーラポケモンとの関係性について語られていなかったこと、本当に『3%』なのであればこれを考慮しないときの確率と大差ないことから、よく分からないけど多分あんま意味ないくらいの認識で放置されていました。

結論から言うと、『500回倒すとオーラポケモンの発生率が3%となり、その場合の色違い判定チャンスが6回増える。さらに、釣りにおける連鎖が25回を超えるとオーラポケモンの発生率が最大28%まで上昇する。』という内容でした。
解析によって判明した『3%』というのはオーラポケモンの出現率のことだったんですね。
ただし、連鎖は簡単に途切れてしまうので倒す手間やPPの管理を考慮すれば、シンプルに逃げたりリセットしたりした方が間違いなく良いです。
また、この仕様はオーラポケモンにのみ効果があるのでオーラを放つことのないポケモンを倒し続けて時間を無駄にすることはやめましょう。

ひかおま所持で500回倒したときの色違いの確率はそれぞれ以下のようになります。ほとんど意味ないです。

最後に、検証をしてくれたAnubis氏はこのようにまとめています。

  • 色違いが好きならオーラポケモンを狙おう
  • 『フルオッズ(最も低確率の条件で色粘りをすること)』ならオーラポケモンを避けよう(非オーラポケモン+ひかおま無しで1/4096)
  • 時間がないなら500回ではなく100回倒そう(100回倒すと3%の確率で色違い判定+3)
  • 釣り連鎖はするな…

もっと詳しい内容を読みたい人は以下のAnubis氏のツイートのツリーに一連の情報が纏まっているので見てみてください。

過去作ではどうなのか

さて、では過去作ではどうなのでしょうか。菱形になりそうな場合を箇条書きで書き出してみます。

ほぼ確実といえるもの

  • ◇菱形:(TID)xor(SID)xor(PID上4桁)xor(PID下4桁)=0を満たす色違い
  • VC産の色違い
  • ポケモンGO産の色違い
  • 配信ポケモンの色違い(運命的な出会いフラグのある色違い)

このように、基本的な判定式は剣盾と変わりません。色違いのふしぎなおくりものに関しては、運命的な出会いフラグによって菱形になるのではなく、確定色違いの場合は菱形の判定式を満たすようなPID(性格値)になるように生成されるので菱形になると思われます。そのため、5世代の九州配信や、6世代のひろしまコイキング、7世代のイースターエッグなどの色違いブロックルーチンがかかっていない配信ポケモンを色違いにした場合は菱形確定ではなく、星型の可能性もあると思われます。
検証により、運命的な出会いフラグによって菱形の色違いになることがわかりました。デオキシス、ミュウ、ダークライシェイミなどのチケット系のポケモンや、タマゴ状態で配布されたポケモン、5世代九州配信のようなブロックルーチンがかかっていない配信ポケモンも確定で菱形になると思われます。個々の検証は行っていないので星型で光った報告があれば教えてください。
なお、ルビー/サファイアで配信されたポケモンには運命的な出会いフラグを持たないポケモンがいます。WISHMKRジラーチやCHANNELジラーチ、ルビー/サファイアで出会った孤島ラティなどは通常の色違いと同じく15/16が星型になると思われます。

間違いや他に確定で菱形になると検証済みのものがあれば教えてください。

3DSRNGTool v1.0.4以降について

2020/03/03にサイレントアップデートで菱形検索機能を実装してくれました。 新たにTRVというものが定義されましたが、これはTSVを求める際に省いてしまった不要部分です。簡単にイメージすると、TSVは色違いかどうかを判定するためだけの値で、TRVは色違いになる場合に菱形になるかどうかを判定するための値になります。(そもそもTSVがなければTIDとSIDだけでよかったんだけどね…)
3DSRNGTool v1.0.4の説明ではTRVは以下のように定義されています。

  • Definition of TRV (Trainer Residual Value)
    TRV is the last 4 digits of TID xor SID, a value between 0 and 15. Can be presented in a one-digit hex number
    TRV = (TID ^ SID) & 0xF
    TRV = (TID ^ SID) - (TSV << 4) is independant of TSV

3DSRNGTool上での菱形色違い

TSVとPSVが一致すると色違いに、さらにTRVとPRVも一致すると菱形になります。ツール上ではTRVが一致している場合は濃い水色で表示されます。

TID xor SIDの下4桁、0〜15の値(=16進数なら0〜Fの1桁で表せる)ということですね。
(ちなみにTSVは逆にTID xor SIDの下4桁を省いた上12桁です。)

TRVの求め方

プログラマー電卓を使う方法

使い方がわからない人もいると思ったので簡単に説明しておきます。TRVは以下の手順で求められます。今回はWindowsに標準搭載されているプログラマー電卓を使いました。7世代の通常プレイで表示されているG7TID(6桁)とは別にTIDとSIDが必要なのでID調整がほぼ必須と言えるでしょう。自分は数年前にID調整した情報がたまたまスクショで残っていたのでそれを使いました。

TSV Finder

【追記】現在はbotの稼働を停止しているため使えません。TSVを求めてもらった後、3DSRNGToolにseedを入れて確認する方法で求めてください。

ポケモン乱数調整Discord上で、ぼんじりさんがTSV Finderというbotを動かしてくれています。このbotを使ってTSVを検索すればTRVも一緒に教えてくれます。
Discordへのリンクはこの記事の最後に貼ってあります。botの使い方は#gen7チャンネルのピン留めを確認してください。 f:id:larvesta10:20200719161406j:plain

過去にTSVSearchを使ってTSVを求めた人

3DSRNGToolのv1.0.4以降では、ID調整タブにもTRVが実装されています。過去にTSVSearchを使ってTSVを求めた人は、その際にTSVと一緒に出力されたseedをメモしていれば、3DSRNGToolにそのseedを入力することでTRVを求めることができます。

ゲームのバージョン、seedを正しく入力した上で検索を押すと、結果の1番上がTRVを求めたいデータのIDであるはずです。(無印サンムーンなら1012消費、ウルトラサンムーンなら1132消費にあります。) f:id:larvesta10:20200719162236j:plain

TID・SIDがどうしてもわからないとき

3DSRNGTool v1.0.4ではリストを表示するとPRVも表示してくれるようになっています。TRVおよびPRVは0〜Fまでの16通りしかないので、PRV=0〜Fの16通りを1匹ずつ乱数調整して菱形エフェクトが出るまで8世代に送ればTRVを特定することができます。
例えば、PRV=Fのポケモンを乱数調整して8世代に送り、菱形になればそのデータのTRVはFになります。必ず8世代に送れるポケモンを乱数調整するように気をつけてください。

適当に書いたのでよくわからないところがあったら聞いてください。

【剣盾乱数調整】スマホ1つでやる剣盾レイド乱数調整

【追記】2021/06/01
DenSeed_Searcher(seed特定用のbot)の稼働を再開しました。ぼんじりさんに感謝…!

【追記】2020/10/11
現在はDenSeed_Searcher(seed特定用のbot)の稼働を停止しております。スマホのみで乱数調整を行うことはできませんので、予めご了承ください。
PCを使ったやり方をご確認ください。→こちら

Discord『ポケモン乱数調整』にいるbotだけを使って乱数調整できるようになりました。 PCがなくても剣盾のレイド乱数ができます!! botの開発、個人のPC上で動かして下さってるぼんじりさん、つきのきさんありがとうございます🙇‍♂️

この記事は初心者にもわかるようにかなり細かく説明しているので、そんなことわかってるよって人はさらっと流し読みしてください。

乱数調整を始める前に

前提知識

これらの知識がないと乱数調整は難しいかもしれません。わからない場合は事前にGoogleTwitterなどで検索するなどして調べておいてください。

  • 個体値を完全に特定する方法
  • 時渡りの方法
  • チートモード(ランクマバグ)の入り方
  • レア柱の厳選方法(任意)
  • キャンプバックアップ
  • 4日目以降はレイドの内容(レア度や種族など)が固定されていない

必要なもの

よくある質問

わからないことがあればまずよくある質問ページを確認してください。

実践

はじめに

  • おまかせレポートをOFFにする
  • 1匹のポケモンをレベル100にできるだけの飴を用意する
  • ドーピングアイテムを各1つずつ用意する
  • ねがいのかたまりを用意する

Step 1 準備

目的のポケモンを決める

ポケ徹あたりを参考に乱数調整したい個体を決めましょう。 目的のポケモンが出る巣穴とレア度を確認します。

ねがいのかたまりを投げ入れる

自然発生したレイドは、日付が更新されると発生している位置と内容(イベントレイドの有無など)が変わってしまいます。そのため現在乱数調整が可能なのはねがいのかたまりを投げ入れた、位置と内容が変わらないレイドのみなので、必ずねがいのかたまりを投げ入れたレイドで乱数調整を行います

Step 2 基準seedの特定

基準seedを計算するために使う個体を捕獲する

個体値からseedを計算する際に、V固定ではない個体値が5つか6つ連続で必要となりますポケモンの能力値はHABCDSの6つであり、レイドバトルでは☆1で1V、☆2で2V、☆3以上では最低2V~最高5Vの個体が出るようになってます。V固定数が多いほど、1匹のポケモンからV固定ではない個体値を確認できる数が減ってしまいます。そこで、個体値パズルを使って、4日目のレイドから出るV固定数の違う複数のポケモンから、連続した5つか6つの個体値を確認します。

以降、seed特定が終わるまでは指示された場所以外ではレポートを書かないでください

4日目(1匹目)と個体値パズル

セーブしてる地点を1日目として、3日目まではレイドの内容が決まってます。4日目以降は内容が決まってないのでレイド内容の厳選ができます。これを利用して、4日目のポケモンを複数捕まえて個体値パズルをします。
画像の黄色く塗りつぶされた4匹を捕まえることが目標です。

まずは、4日目(1匹目)としてその巣穴で最もV固定数の少ない個体を捕まえましょう。 捕獲後飴を使ってレベルを上げて個体値を特定し、メモを取ったらリセットします。(念のため、特性、性格、性別などもメモしておくと役に立つかもしれません)
V固定数はDenSurveyにまとめられています。

  1. 3回時渡りをし、4日目にその巣穴で最もV固定数の少ない個体が来るまで厳選をする
  2. 個体値を完全に特定したらメモを取り、リセットする

!check5コマンド使って求めた個体値を入力するとbot個体値パズルができそうか判断してくれます もしかしたらいつか個体値パズルの解説も追記するかもしれないです…

  • パズルできそうです!と返されたら、botに指示されたV固定数のポケモンを捕まえに行きます。
  • パズルできなそうです…と返されたら、時渡りで1日進めて2日目の時点でレポートを書き、その日を基準にして4日目(1匹目)からやり直してください。

  • このとき、1V個体を使うとこの日はこの個体で十分です!と返されることがあります。その場合は4日目(2匹目)を飛ばして5日目・6日目に進んでください。1V個体を使ったけれどパズル可能だと出た場合は、パズルした方がseedがうまく計算できる確率が上がるので、4日目(2匹目)に進んでください。

4日目(2匹目)

先ほど行った個体値パズルの判定が通ったら4日目(2匹目)を捕まえに行きます。botに指示されたV固定数のポケモンであれば種族は問いません。捕獲後飴を使ってレベルを上げて個体値を特定し、メモを取ったらリセットします。

  1. 3回時渡りをし、4日目(1匹目)!check5で指示されたV固定数の個体が来るまで厳選をする
  2. 個体値を完全に特定したらメモを取り、リセットする
5日目・6日目

4日目に調べた2匹の情報でseedの計算ができるようになりました。しかし、このままでは多くのseedがヒットしてしまうので、5日目と6日目のポケモンを使って正確なseedを絞り込みます。この2匹はどんな個体でも問題ありませんが、V固定数が多いほど絞り込みに使える情報量が減るので、誤ったseedが出てしまうことがあるようです。なるべくV固定数の少ない個体が良いです。

  1. 5日目 - 4回時渡りをして5日目に出てきた個体を捕獲する
  2. 個体値を完全に特定したらメモを取り、リセットする
  3. 6日目 - 5回時渡りをし、6日目に出てきた個体を捕獲する
  4. 個体値を完全に特定したらメモを取り、リセットする

自分は下記のようにポケ徹の個体値カリキュレーターの結果をコピペしてメモを取ってました。

4日目 - ☆1 1V
カジッチュ : 1-31-27-7-24-21

4日目 - ☆2 2V
ラプラス : 7-31-24-31-21-30

5日目 - ☆1 1V
カジッチュ : 11-27-7-31-13-7

6日目 - ☆1 1V
マホミル : 6-1-1-24-30-31
botを利用したseed検索

Discordにて!seedコマンドを打つとbotにseedを検索してもらえます。
ただしseed検索は1日1回の制限があるので、間違ったコマンドを入力しないように夜綱氏のRaidRNGBotSupporterを使って正しいコマンドを生成することをおすすめします。

なお、当ツールの『あほしね』はエラー文です。入力ミス、あるいは条件を満たしていない個体値です。(⇒元ネタ)

  • 正しく入力しているのにSeedが見つかりませんでした。再計算回数が多すぎるか、または入力された個体値に誤りがある可能性があります。と言われてしまった場合は、さては日頃の行いが悪いですね?5連続個体値よりも6連続個体値を使ったほうがこの結果を返されてしまうことが減るのでオススメです。リセットして1日進めて2日目の時点でレポートを書き、4日目(1匹目)からやり直してください。ただし、今まで捕まえた個体は使い回しができることがあるので4匹全て捕まえ直す必要はありません。 例えば自分の場合は4日目の1V以外のポケモンと、6日目のポケモンの計2匹捕まえ直せば4匹揃えられることになります。

3日目 - ☆1 1V
カジッチュ : 1-31-27-7-24-21

3日目 - ☆2 2V
ラプラス : 7-31-24-31-21-30

4日目 - ☆1 1V
カジッチュ : 11-27-7-31-13-7

5日目 - ☆1 1V
マホミル : 6-1-1-24-30-31

  • 無事seedが出た人はおめでとうございます。次のSTEPに進めます。
    今回でた基準seedは0x3FE7279157DEE376でした。
基準seedが正しいか確認をする

seedが計算できたら、1日目のポケモンを捕まえて個体値を特定してください。
Discordにて!fcheckコマンドを打つと現在の消費数を教えてくれます。
このとき、現在の消費数が0以外だった場合や、結果が出なかった場合は誤ったseedが計算されてしまった可能性があります。この手順は省いてもいいですが、消費が終わってから誤ったseedだと気付くのはもったいないのでなるべく行った方が良いです。確認後、リセットして消費作業を1から行います。

Step 3 目標個体の決定と乱数消費

  • 日付を1日変えてseedを1つ進めることを消費といいます。

直近の色違いを探す

Discordにて!shinyfコマンドを打つと直近の色違いが何消費行ったところにいるか教えてくれます。
周知の通り、色違いにはstarエフェクト(☆)とsquareエフェクト(◇)がいますので、それぞれの色違いまでの最小消費数を教えてくれます。
画像の例だと、670回日付変更をすればstarエフェクトの色違いが、4345回日付変更をすればsquareエフェクトの色違いが出るということになります。

個体値や特性も知りたい場合は、Discordにて!fdataコマンドを打つと、指定した消費数、V固定数、隠れ特性の有無で出るポケモン個体値と特性を教えてくれます。

スマホでリスト表示ツールが使いたい方はSeedCheckerを使うと個体値、性格、性別、特性なども含めたリストを表示してくれます。ただし動作が少し重いのでPCが使える方は8denSearchなどを使った方が良いと思います。SeedCheckerはイベントレイドには対応していませんが、8denSearchは基本的にすぐにイベントレイドに合わせてアップデートされます。(性別と性格を無視した、個体値と特性のみであれはSeedCheckerでも確認することができます。)

SeedCheckerの使い方
  1. 目的の巣穴やレア度を選択する。
  2. 初期seedに求めた基準seedを入力する。(コピペする場合に、seedの先頭にある0xはコピーしないでください。入力できる桁数が限られているため下二桁が消えてしまいます。)
  3. 始点終点にリスト表示する範囲を指定する。
  4. 計算ボタンを押す。
  5. リストが表示される。 表示されたリストは、ヘッダーのところをタップすることで並び替えが可能です。を降順にソートすることで色違いの消費数が上に並びます。
    特性欄の1,2,Hは、それぞれ特性1,特性2,隠れ特性を指します。

目標個体を決める

今回は4345消費先にいるsquareエフェクトの色違いを目標に設定します。
Discordに!settargetコマンドを打つと、基準seedと目標消費数を記録してくれます。

高速消費のやり方

まずチートモードに入ります。この状態でないと日付を変更してもseedが進みません。一度ホーム画面に戻ってからゲームに戻るときに、画面が一瞬暗転するようになったらチートモードに入れています。

チートモードに入ったら、ゲーム画面に戻らずに、日付変更してOKを押す1セットごとに1消費されていきます。
このとき、絶対にワイルドエリア内では消費を行わないでください。処理が重くなりゲームが強制終了してしまうことがあります。必ずポケモンセンターに移動してから消費を行ってください。

実際に消費する

基準seedの特定のときにも話しましたが、セーブしてる地点を1日目として、3日目まではレイドの内容が決まってます。4日目以降は内容が決まってないのでレイド内容の厳選ができます。そのため、色違いにしたいポケモンを厳選したい場合は3日前で止めておかないといけません。今回の例で言うと4342消費になります。カウントミスなどで予定よりも多く消費してしまうリスクもあるので、5〜10くらい猶予をもって消費することをオススメします。今回自分は5消費手前まで消費を進めました。終わったらセーブをしてからポケモンを捕獲して個体値を特定しリセットします。
Discordにて!fcheckを入力すると、現在の消費数と、目標までの残り消費数を教えてくれます。
なお、目標までの残り消費数の()の中の数字は、色違いが出る日の3日前までの消費数です。(画像未更新)

ちゃんと残り消費数5でしたね。残り3になるようにさらに2消費進めてセーブをします。

3回日付変更をし、4日目のレイドに入り色違いが出れば成功です。おめでとうございます。目当てのポケモンが出るまで厳選したい場合はリセットして3日前に戻ってください。

目当てのポケモンが出るまで厳選する

以上で乱数調整の手順は終わりました。残すは目当てのポケモンが出るまで厳選です。(これが一番つらいかもしれない)
3回日付変更をし、4日目のレイドが目当てのポケモンになるまで厳選を繰り返します。目当てのポケモンがでたら、その巣穴に他に欲しいポケモンがいないならセーブしてしまって大丈夫です。他に欲しいポケモンがいる場合は、キャンプバックアップを使いましょう。

  1. 目当てのポケモンが出るまで厳選する
  2. その場でポケモンキャンプを開く(この時点のバックアップセーブが保存されます)
  3. ゲームを始めるときにタイトル画面で↑+X+Bを同時に押す

以上でバックアップセーブからゲームを始められます。バックアップセーブはエリア移動したときなどに更新されてしまうので、そのような動作をする場合はバックアップが書き換わってしまってると思った方が良いです。別のポケモンを捕獲したいときはいつも通りゲームを始めて、3回日付変更をして厳選する手順をやり直してください。

まとめ

  1. !check5個体値パズルが可能か判断する
  2. 個体値パズルが可能なら先に進み、!seedでseedを特定する
  3. !fcheckで正しいseedか確認する
  4. !shinyfで色違いまでの消費数を調べる
  5. !settargetで消費数を設定する
  6. !fcheckで消費数を確認しつつ3日前まで消費を進める
  7. レイドに出るポケモンの厳選をする

おわりに

Discordのbotを利用してseedが特定できるのは、ぼんじりさんが個人のPCをサーバーとしてbotを動かして、みんなの代わりに計算してくれているおかげです。(みんなのPC上で何十分もかかる計算をぼんじりさんのつよつよPCが爆速で計算してくれています。)ぼんじりさんに感謝を忘れないように。また、必要のない負荷をかけないように最低限使い方を理解してから使うようにしてください。わからないことがあればDiscordで質問していただければお答えします。
また、seed特定だけDiscordを使用して残りの作業はPCを使ってやることも可能です。その場合はこちらの記事も参考にどうぞ。

Discordに参加したらまず初めに、必ず #はじめに必ずお読みください チャンネルに記載されていることを読んでください。また、botの詳しい使い方に関しては #gen8-rng-supporter-bot チャンネルのピン留めされたメッセージに全て書かれています。必ずお読みください。

あとおまかせレポートは必ずOFFにしましょう。

八世代乱数調整やりたい

この記事は「video game HARD MODDING Advent Calendar 2019」二日目の記事です。こんな記事でもいいとのことだったので参加させていただきました。


みなさんこんにちは、めらるばです。 ポケットモンスター ソード/シールドが発売されてからあっという間に3週間が経ちました。 いざプレイしてみるとあまりにも面白くて発売前に散々行われていた批判が嘘のように止みましたね。ポケモン勢だけでなく、一般人も含め全人類がポケモンをプレイしていて怖いです。大学でもカフェで付近から「ヨクバリス」というワードが聞こえてきました。

さて、乱数調整の話ですが、海外勢の献身的なリサーチにより処理もだいぶ判明してきています。孵化、野生、揺れる木、釣り、化石、は残念ながら乱数調整が難しいようですが、レイドの個体値、性格、性別、特性については乱数調整ができそうとのことでした。乱数調整ができるというだけでワクワクしますね。詳しくはコチラに原文が書かれてます。ああ、やりたくなってきた。なんでもいいから乱数調整やりたい。


パソコンをつけました。 なんだこれはー!!!画面がほとんど見えないじゃないか!!!
実はこのパソコンはもう7年ほど使っており、以前からたまに液晶に少しの線が入ることがありました。放置していたらこのタイミングで一気に広がり最早操作不能となってしまいました…。というわけで前置きは全然関係なくて、ただノートパソコンの液晶を変えた話をするためにこの記事を書いているわけです。

準備

まずはとにかく液晶を買わなければ何もできません。PCの型番から使われている液晶を調べました。Amazonで新品の互換品を買おうかと思ったんですが、知識のない自分にはピン数が違ったりだとかそういう話は全くわかりません。ヤフオクで同じモデルのPCから部品取りで出品されているものの方が安いし確実なのでは!?と思いヤフオクで購入しました。
購入した次の日に届いた。ヤフオクprimeか?

実際に交換してみる

交換前に一度電源を入れて画面の状態を再確認してみます。 はいダメですね。
Twitterでフォロワーさんに聞いたとおり、古いノートパソコンだったので全体を分解する必要はなく、上画面だけ分解すれば交換することができたので、非常にスムーズに、初心者でもドライバー1本で1時間以内で交換ができました。 あまりにも簡単だったので何も書くことがない…どうしよう…
ヒンジ部分に液晶を取り付けるフレームが付いており、そこに6つのネジで留められている液晶を交換するだけです。冗談抜きで簡単すぎた…。
とにかく!画面きれいになりました!久しぶりに乱数調整やります!めでたしめでたし!!

進化した六世代乱数調整のやり方

自分のTwitterを見てくれている方はわかると思いますが、六世代乱数が以前よりも少し簡単になりました。ある程度調整方法が固まってきたので今回記事にしようと思います。


ちなみに、実機での六世代乱数って海外ではやってる人ほとんどいないので(日本でもほとんどいないけど)、短い期間で3回も成功報告したらvideo-proof撮ってくれと言われました
【追記】
動画撮るのが面倒だったのでYouTubeで配信し、アーカイブ残しました。古いノートパソコンには配信中に乱数調整をするのは重すぎたのかズレ+20くらいをずっと引いていたので調整にかなり時間がかかってますが、皆さんがやるときはもっと簡単に成功できると思います。普段配信とかしないので最初はゲーム音出てなかったり途中からはゲーム音が大きすぎたり最後にはDiscordで通話しながらやったりしてるので見る必要はあまりありません…。
https://youtu.be/mjot9dNcvCs

進化した背景


やり方の説明の前に簡単にどのような内容なのかと、どのような背景でその方法が見つかったのかも説明しておきます。

ご存知の方もいると思いますが、海外のコミュニティには3DS本体を改造して使うとてもつよいツールがあります。それのおかげで海外勢の間では六世代乱数も比較的やってる方が多いのですが、海外勢のDiscordでの成功報告の中に非常に長い待機時間のものを野生戦で消費速度を2倍にして待機したという報告がありました。たしかに野生で初期seed特定を行っていたときはなかなか安定しないと感じていたので、本当に倍速になってるのかもしれないと思いこのようなツイートをしたのですが…

海外勢の乱数調整YouTuberのim a blisy氏がこのツイートを見て、野生ではなく化石の受取で初期seedを特定する方法を試してくれました。そのときのアーカイブがこちら。なんとたったの30分で色ランドロスの固定乱数を成功させてます。 これがまず1つ目の進化です。 野生ではなく化石の受取でseedを確認すると非常に安定します。動画ではアーケンを使ってると思いますが、個体値を特定しないといけないので、種族値の都合上プテラ一択だと思います。


また、六世代乱数のやり方をある程度理解している人ならわかると思いますが、タイマーの使い方が非常にネックです。これについてもFlowTimerという、タイマーをスタートさせてから待機フレームを設定できるタイマーの存在を知りました。これにより従来のやり方のタイマーの継ぎ足しの際に起こりうる微妙なズレが一切なくなりました。 これが2つ目の進化です。


その後こいしさんと一緒にしばらく情報共有しながら六世代乱数をやっていたのですが、約1000Fにつき3Fほど消費が足りなくなる傾向にあるということに気がつきました。これはトノさんの記事にも書いてあります。 実は、FlowTimerにはFPS(1秒間に何F進むか)を変えられる機能があります。普段みなさんが使ってるタイマーは大体60だと思います。話している中で、突然FlowTimerのリストにデフォルトで存在していた59.8261という値が1000Fにつき3F足した値にほぼ一致していることに気づきました。
これにより約40分待機をしてもずれ15ほどという今までよりも安定した調整ができるようになりました。もっとデータを集めてさらに近い数値がわかればより安定すると思います。 これが3つ目の進化です。 FlowTimerのFPS:59.8261を使いましょう。


あとは細かい注意点が見つかりました。
・セーブを行うと初期seedが全く別の値になってしまい、基準seedを特定し直すことになってしまいます。ふしぎなカードの並べ替えのときにもセーブが行われるので同様です。
・タイトル画面でAを押し初期seed決定後、続きから始めるを選択し画面が暗転しBGMが流れ始める頃までの間は、フィールドに出た以降と比べて消費の進みが約1/2であることがわかりました。初期seed決定後はフィールドに出るまでA連打する必要があります。



さて、前置きが長くなりましたが簡単に流れを紹介します。今回はORASでの配達員乱数を例とします。
流れはだいたいかけらさんの記事と同じなので、そちらを先に目を通しておくことをオススメします。(この記事を一度読んで全然意味がわからないと思った方は、必ずかけらさんの記事を読んで、ある程度理解してから戻ってきてください。なにが変わったのか理解しやすいと思います。)


Step 1 準備


準備するもの


3DSRNGTool
FlowTimer
個体値カリキュレーター
Excelスプレッドシート(あったら便利)

ひみつのコハク ×2
ふしぎなアメ ×20くらい

手持ちに空きを最低2つ作り、カナズミシティのデボンコーポレーションの2階にいる研究員の前でセーブしましょう。

やっておいた方がいいこと

ひみつのコハク以外のカセキを全て売却orポケモンに持たせる ・ふしぎなアメを回復ポケットの1番上に配置する

基準seedの特定

基本的にかけらさんの記事と同じです。 3DSRNGToolのGen6 Main RNG Seed FinderにあるBy IVs of two wild Pokemonの方が若干計算が速かったと思うのでそちらを使っても大丈夫です。(計算開始時にエラーが出ますが無視して続行でOK)
野生ではなくプテラの受取でやる都合上フレーム範囲は変わってるのでそのあたりは固定乱数タブを使用し自分で調べてください。(忘れてしまったので次やるときに追記しときます。)
【追記】プテラを使用した場合の消費数目安

  • ORASで行ったときの消費数目安
  • XYで行ったときの消費数目安 f:id:larvesta10:20200801133508j:plain 範囲ではなく実際に出ている消費数を目安に広めに範囲をとってください。自分は慣れているので範囲を狭めていますが初めから狭めて検索をすると結果が出ないことがあります。


Step 2 実際の調整


タイマースタートと個体値の特定

ゲームを起動し、タイトル画面でAボタンを押したタイミングで初期seedが決まるので、同時にFlowTimerをスタートさせます。FPSの設定を59.8261にするのを忘れないように。現時点では、待機時間については何も考えなくて大丈夫です。
そのまま連打で続きから始めるを選択し、プテラの受取まで行います。前置きで言ったように、続きから始める選択までは消費の進みが遅いので、しっかりと連打をしないと安定しません。
ちなみにプテラの個体決定タイミングは、よくあるファンファーレが鳴ったりポケモンが鳴いたりするときの画面とは違い、下の画面でAを押したときです。ここまでは連打を頑張ってください。
受け取りが終わったら個体値をある程度確定させましょう。飴3〜4個使えば十分だと思います。

初期seedの特定

ある程度確定させられたら、3DSRNGToolのGen6 Main RNG Seed Finderにある By info of a wild Pokemonを使い、今回の初期seedを特定します。 (このウィンドウを開いてる間、メインウィンドウが使えなくなってしまうので、3DSRNGToolを2つ起動することをオススメします) まず、Step.1で特定した基準seedをSeed検索範囲の左側の欄に入力します。右側の欄は上から2桁目が+1されてれば十分すぎる範囲でしょう。
そして先ほど調べた個体値をスペースで区切り、個体値範囲のUpper(最大)とLower(最小)に入力します。性格も選択しておいてください。

検索範囲は自分の環境(new2DS LL)で連打で受け取った場合は約680Fの個体を引くことが多かったのでその付近を取ってますが、慣れないうちは少し広めに600〜800Fとかにしておいてもいいかもしれません。
右に出てきたseedが今回の初期seedです。複数出てきた場合は自分の引きやすいフレームに近いかどうかや、基準seedから離れすぎていないかどうかで判断できます。詳しくはさき先生の記事より引用。

・初期シード
本体とセーブデータに依存する値にミリ秒を足した値のよう。
セーブし直さずに同じ本体で2回起動すれば、初期シードの差はおおよそ起動時間ミリ秒の差になる。
そのため同じセーブデータを使用すれば、サンムーンと異なり初期シードの範囲を絞り込むことが可能。(ソフトリセットでもOK)
初期シードはタイトル画面でのAボタンを契機として決定されると思われる。
(XYで待機時間を変更して確認、ORASは正確には未検証)
ちなみに本体の時間を変えても関係なく初期シードが変わったので、変えるだけ無駄です。
(本体初期化での挙動は未確認)

目標個体決め

初期seedがでたらそれをメインウィンドウの初期seedにコピペし、個体検索します。
初期seed特定のために個体値の特定などで時間をかなり使っているので、スムーズに進んでいても狙う最低フレームは15000くらいになると思います。自分の場合はだいたい25000〜130000あたりの個体を狙うことが多いです。

待機フレームの設定

目標個体が決まったらそのフレームに空白時間を足して、FlowTimerに入力します。Submitを押すと時間の変更ができなくなるので待機時間は慎重に決めましょう。
自分の場合の空白時間は、40,000〜60,000くらいまでの個体を狙うときは628でした。
48320 + 628 → 48948をタイマーに入力します。
このときFlowTimer上に表示されるのは秒数のカウントアップであり、フレーム表記ではないので、Excelなどで待機時間のフレームを秒数に変更しておくと、タイマーが何秒で終了するかがわかるのでいいと思います。
今回ならば818秒ですね。

個体の受取

配達員乱数の個体決定タイミングは画像の画面です。フィールドの消費速度は安定しているように感じたので、ここまで進めるのはタイマーを設定する前でも後でもいいと思います。

タイマー終了と同時に個体を受け取り、目標の個体なら成功です!お疲れ様でした!

こちらが実際に成功した個体です。
ひかえめ 31/ 02/ 30/ 31/ 31/ 31 めざ氷


自分はまだやってませんが、固定乱数や孵化乱数にも応用できると思いますので興味がある方は試してみてください。
また、成功してもしなくても目標フレーム、使った空白時間、実際のズレなどはメモしておいた方がいいと思います。FlowTimerのFPS設定でズレが少なくなったとはいえ待機フレームに差が出れば多少はズレていきますから、今後の空白時間決めのためにデータとして残しておきましょう。
自分はこんな感じにメモしながらやってました。


なにかわからないことがあればTwitter(@larvesta10 )かDiscordで連絡くれると反応しやすいと思います。


それでは72%のみなさん、期待してますよ^-^