【剣盾乱数調整】最新ツールとPCでやる剣盾レイド乱数調整
乱数調整を始める前に
前提知識
これらの知識がないと乱数調整は難しいかもしれません。わからない場合は事前にGoogleやTwitterなどで検索するなどして調べておいてください。
- 個体値を完全に特定する方法
- 時渡りの方法
- チートモード(ランクマバグ)の入り方
- レア柱の厳選方法(任意)
- キャンプバックアップ
- 4日目以降はレイドの内容(レア度や種族など)が固定されていない
必要なもの
- PC
- SW Seed Calculator
- ぼんじり氏制作のseed検索ツール。自分が知る限り現存するツールの中で最も計算速度が速く、個体値計算や巣穴マップ、V固定数なども実装されている。
- 8denSearch
- 夜綱氏制作のリスト表示&消費補助ツール。SW Seed Calculatorと機能連携しており、プロファイルの共有が可能。
よくある質問
わからないことがあればまずよくある質問ページを確認してください。
実践
はじめに
- おまかせレポートをOFFにする
- ねがいのかたまりを用意する
- 1匹のポケモンをレベル100にできるだけの飴を用意する
- まじめミントを用意する
- 用意できなければドーピングアイテムでもOK
Step 1 準備
ツールのセットアップ
SW Seed Calculatorのフォルダに8denSearchの.exeファイルをコピーする。
これにより、プロファイルやイベントデータを共有することができる。
SW Seed Calculatorを開き、プロファイルの編集
から乱数調整を行うデータの情報を入力し、登録する。
同じフォルダにコピーした8denSearchを開き、先ほど登録したデータが読み込めているか確認する。
読み込めていれば8denSearchを閉じる。
目的のポケモンを決める
SW Seed Calculatorの巣穴マップを開く
から巣穴選択ウィンドウを開く。
ポケモンから巣穴を検索
から目的のポケモンが出現する巣穴を検索することができる。ワイルドエリアマップ
画像のエリアや巣穴をクリックすることでも巣穴を選択することができる。
目的の巣穴が決まったら、巣穴を決定
を押してウィンドウを閉じる。
ねがいのかたまりを投げ込む。
ねがいのかたまりを投げ込んだ柱でしか乱数調整をすることができないため、必ずこの手順を行う。
Step 2 基準seedの特定
基準seedを計算するために使う個体を捕獲する
剣盾のレイドは初日から数えて3日間はレイドの内容が決まっているが、4日目以降は内容が決まっていない。そこで、V固定数の異なる複数の4日目のポケモンと個体値パズルを利用して、seed計算に必要な情報を集める必要がある。
4日目(1体目)
- SW Seed Calculatorの
巣穴選択
ウィンドウの出現するポケモン
を参考にV固定数の最も少ないポケモンを確認する - 3回時渡りをし、4日目に該当のポケモンが出るまで厳選をする
該当のポケモンが出たら捕獲し、赤枠内の必要なパラメータをSW Seed Calculatorに入力後、リセットする
4日目(2体目)に6連または5連と表示されたら4日目(2体目)へ進む
表示されなければリセット後に時渡りを1回行ってセーブをし、4日目(1体目)の1.からやり直す
4日目(2体目)
- SW Seed Calculatorの
巣穴選択
ウィンドウの出現するポケモン
を参考に4日目(1体目)でツールに指示されたV固定数のポケモンを確認する。 - 3回時渡りをし、4日目に該当のポケモンが出るまで厳選をする
- 該当のポケモンが出たら捕獲し、必要なパラメータをSW Seed Calculatorに入力後、リセットする
5日目・6日目
5日目
- 4回時渡りをし、5日目のポケモンを捕獲する
- SW Seed Calculatorに必要なパラメータを入力する
6日目
- 5回時渡りをし、6日目のポケモンを捕獲する
- SW Seed Calculatorに必要なパラメータを入力する
seed検索
必要な情報を全て入力したら、自分の環境に合った検索に使用するデバイス
を選択し、右下の検索
ボタンからseed検索を行う。
『検索に使用するデバイス』 CPU(100%):CPUをフルに使用する。 CPU(50%)CPUの最大スレッド数の半分を使用する。 OpenCL:GPUを使用する。 CUDA:Nvidia製GPUでのみ使用できる。OpenCLと同様GPUを使用するがこちらの方が速い。
【SwSh】ポケモン剣盾 レイド乱数調整用ツール SW Seed Calculatorの使い方より引用
seed検索が終わったら出力されたseedをダブルクリックし、セーブデータ出力
に反映されたことを確認したら、プロファイルの保存
をする。
8denSearchを開いて今回使用したデータを選択するとseedが反映されているので、読み込む
を押して次に進む。
求めたseedが正しいか確認をする(任意)
8denSearchを開いたら計算
を押し、表示されたリスト内部をダブルクリックしてAdvanceSupporter
を開く。
時渡りをせず1日目のポケモンを捕獲し、レア度、種族、実数値、レベル
を入力し、検索
をする。
[F]
が0の個体がヒットすれば求めたseedが正しいと言える。
Step 3 目標個体の決定と乱数消費
目標個体決め
目的のポケモンを選択
し、条件指定
をしたら計算
をする。
表示されたリストから狙う個体を選び、ダブルクリックしてAdvanceSupporter
を開く。
乱数消費
3日前で止める
にチェックが入っていることを確認し、残り消費数分だけ消費する。
今回は1410消費行う。
- このとき多少余裕を持って消費し、最後に微調整することを推奨する
高速消費のやり方
- ポケモンセンターへ移動する
- ワイルドエリアで消費作業をすると、ゲームが落ちてしまうことがある
チートモードに入る
- チートモードへの入り方
チートモードへの入り方 pic.twitter.com/7OcQ5qxkf7
— めらるば (@larvesta10) 2020年2月1日
- チートモードへの入り方
ゲームへ戻らず日付変更を繰り返す
- 高速消費のやり方
高速消費のやり方 pic.twitter.com/KLGOBYmMAk
— めらるば (@larvesta10) 2020年2月1日 - 1月などの31日まである月の
日
だけを変更し、1周ごとに30消費とカウントすると数えやすいので推奨
- 高速消費のやり方
3日前まで消費が終わったらセーブをして、時渡りをせず1日目のポケモンを捕獲し、レア度、種族、実数値、レベル
を入力し、検索
をする。その後、リセットする。
ズレ
が0の個体がヒットすれば消費作業は終了。足りなかった場合はその分だけ消費する。
- 以前はこの手順も個体値の特定が必要だったが、最新の8denSearchを使えば実数値で検索することができる
目当てのポケモンが出るまで厳選をする
乱数調整の手順は終わったので、最後に目当てのポケモンが出るまで厳選をする。
3回日付変更をし、4日目のレイドが目当てのポケモンになるまで厳選を繰り返す。目当てのポケモンがでたら、その巣穴に他に欲しいポケモンがいないならセーブして良いが、他に欲しいポケモンがいる場合はキャンプバックアップを使用する。
以上の手順でバックアップセーブからゲームを始められる。バックアップセーブはエリア移動したときなどに更新されてしまうので、そのような動作をする場合はバックアップが書き換わってしまってると思った方が良い。別のポケモンを捕獲したいときはいつも通りゲームを始めて、3回日付変更をして厳選する手順をやり直す。
おわりに
剣盾の乱数調整が開拓されてから3ヶ月ほど経ち、ツールがほぼ理想系になりました。また、今回記事にしたのは全てPCで完結させた剣盾レイド乱数調整ですが、以前書いたスマホ乱数との併用ももちろん可能です。興味がある方はそちらも一度読んでみてください。質問があれば自分が管理しているポケモン乱数調整Discordまでどうぞ!