GCMAとは?
ゲームキューブ自動化に特化したマイコン用シェル及び配線を楽にするための基板を含むキットです。従来の複雑なGC自動化装置を小型のモジュール化することができます。
メイユールさんの『Jiangtun』というファームウェアで動きます。
GitHub - U-1F992/jiangtun: GC automation alternative firmware for Raspberry Pi Pico.
特徴
- スペースを取らず小型である
- ゲームキューブに直接接続できる
- USB Type-C接続
- GC本体を加工することで、サーボモーターを使わずにGCのリセットを行うことができる
- 上記に加えてサーボモーターも使用できる
手順
はんだ付け
キットに付属のQSB基板をXIAO RP2040の基板に直接はんだ付けします。
この際、ピンヘッダー等は使用しません。
USBと書いてある側が、XIAO RP2040のUSBコネクタと重なるようにしてください。
また、基板が左右に寄らずにしっかり中央にはんだ付けされるように注意してください。
熱を加えすぎるとはんだが裏側へ流れてしまうので、マスキングテープやカプトンテープを裏側に貼ってはんだの流出を防ぐと良いと思います。
うまくはんだ付けが出来るとこのような感じになります。
組み立て
GCコネクタ側のシェルから伸びる配線をQSB基板へ接続します。
USBコネクタ側のシェルへ基板を納め、ネジ止めする箇所へスクエアナットを挿入します。(クリアシェルの場合少し硬いかもしれません。先の鋭くないピンセットなどで押し込んでください。先の鋭いものはシェルを傷つける恐れがあります。)
ケーブルを踏まないように内側に納め、シェルをUSBコネクタのある上部を先に閉じるように組み合わせます。
そのままネジ止めをして完成です。
GC本体側加工について
準備中です。
使用方法
大まかな使用方法については下記記事にあるRaspberry pi picoを使ったGC自動化と同じです。
GC自動化ver3アップデート|ゲーム好きの和菓子(a.k.a. みずようかん)
リセット及びサーボモーター駆動のコマンドはNXMC2ではHOMEボタン押下のタイミングで呼び出されます。
GitHub - U-1F992/jiangtun: GC automation alternative firmware for Raspberry Pi Pico.
キットに付属のピンヘッダはサーボモーターとGCMA1.0のメス側同士のピンを接続しやすくするためのものです。サーボモーターのピン配置を確認の上ご使用ください。私が使っているものは茶色側からマイナス、プラス、データになっています。GCMA1.0は上からマイナス、プラス、データになっています。
参考
GC自動化ver3アップデート|ゲーム好きの和菓子(a.k.a. みずようかん)
GitHub - U-1F992/jiangtun: GC automation alternative firmware for Raspberry Pi Pico.